恐るべし！ボートシーバスは麻薬？？

ボートシーバスと聞いて、｢釣れ過ぎる釣りは良くない｣｢数ぢゃない｣と
いう人が居ます。
確かにそのとおりで、オカッパリに比べると釣果には雲泥の差が出ます。

でわ、果たして釣れる釣りは邪道なのか？という疑問が湧いてくるわけ
ですが、私の場合で言うと明確に答えはNOであります。

確かに私自身もオカッパリでストイックなまでに釣れない釣りを味わって
きましたが、その結果、腕前が上がったかというと決してそうとも言えず、
数多くの魚とのやり取りを経験すればこそ見えてくる世界というのもあり、
初めて雑誌を読んで膝を叩きたくなるほど「そうそう！そのとおり！」と
我が意を得る思いを体験できるわけです。




















先週末も東京湾マリーナの名ガイド『SeaHunt』にお世話になり、
いわゆるバクチョウ（＝爆釣）を堪能してきました。

ある秘密のポイントでの話、、、、、、。



ここはストラクチャーが複雑に入り組んでいながらも同時に潮の通りが良く
尚且つ明暗のハッキリしたシェードを形成するという明らかな“雰囲気”の
あるポイントです。
ワンキャスト＆ワンバイトどころではなく、ワンキャスト＆スリーバイトという
状況で、投げても投げてもスレが出ません。
実際、サイズこそ出ないものの何を投げても喰ってきて、サスケのほかB太、
ショアラインシャイナー、ファットなデッドフロートからエアスピード、ワンダー、
スライドベイト、X80というように何を投げても喰ってきます！！

ところが、2mポイントを離れると全くのノーリアクション！
投げても投げてもウンともスンとも言いません。



私は思いました。
これはリトリーブ速度やルアーセレクトの問題ではなく、単に着水点の問題だと。
着水点さえ間違わなければ止めていてもバイトします。
一方、ポイントを外すと今まで釣れていたヒットルアーにも何の反応もない、と。
あれ？と思ってピンポイントでキャストすればやっぱり喰ってくるのでスレも無い！

これ、オカッパリで体験できるでしょうか？
敵を知ることが勝利の法則ならば、このような体験は何よりの生きたノウハウに
なるはずだと感じました。

ボートシーバスの、麻薬のようなバクチョウに酔い痴れて、最近はめっきり陸での
釣りを怠けていますが、腕前は上がっているのではないかなと自負しています。
何故なら、釣れる感触を身体で感じることが出来たから。


｢鱸（=シーバス）｣という字は、サカナ辺に｢虜（=とりこ）｣と書きます。
なるほど！
あの強烈なバイトと、縦横無尽な引き込みに魅せられて、またボートシーバスに
のめり込んで行くのです（笑）。

(((本日の釣果)))
74ヒット
23ゲット
ゲット率31％
最大魚55cm